もし関節リウマチの病気を発病してしまい、地域で暮らしながら治療を進めたいと思っている方に、生活を支えるための様々な福祉制度が設けられています。
関節リウマチの患者さんが利用できる福祉制度には、身体障害者を対象としたもの、高齢者を対象としたもの、難病患者を対象としたものなどがあります。
身体障害者を対象としたサービスを利用するためには、まず身体障害者手帳を取得することになります。
この身体障害者手帳を取得するための手順として、まず居住地の役所(福祉事務所)で申請用紙を入手し、医療機関が作成した診断書などとともに、役所に提出します。
その後、障害の程度で1~6級が認定され、1~2ヶ月ほどで障害者手帳が交付されます。
そして平成18年から障害者自立支援法というのが施行されました。
これによって、障害福祉サービスを受けようとする人は、市町村から「障害程度区分」の認定を受けることが必要になりました。
区分は軽度の1~重度の6区分に分かれており、利用できるサービス内容は、障害程度区分によって異なってきます。
自立支援法により、障害程度区分(支援の必要度合い)に応じた公平なサービス提供や、利用者本位のサービス体系への再編などが行なわれるようになったのです。
しかし、福祉サービスを利用した際の食費等の実費負担や、利用したサービスの量などに応じた利用者負担(1割)が求められるため、実際には生活が厳しくなってしまった人もいるようです。
しかし、負担額の上限の設定や、低所得者に対する負担軽減制度というのありますので、福祉担当窓口に相談するなどして、今あるサービスを上手に使いましょう。