リウマチの若年性

 

 

大人の関節リウマチとは別に子供のリウマチは、多彩な症状を示すことがあるため若年性関節リウマチと区別されています。
患者が小児である場合、以下の点について大人の関節リウマチとは異なります。

 

①小児に使用できる薬が限られてくる為、リウマチの活動性を抑えるのが大変に困難になります。

②若年性関節リウマチは全身性の炎症のため、いろいろな成長障害を引き起こすことになります。
 身長について言えば、リウマチの活動性が続いている期間が長いほど標準と比べて成長ができず身長が低くなっています。
 特にステロイドには身長の伸びを抑える作用があるため、ステロイドを使用すると低身長の傾向がかなり高くなります。
 また関節運動が行ないづらく、成長の過程でる小児は、骨の成長に障害を及ぼしてしまうことがあるのです。 
 このように小児は成長の過程であるため、慢性の病気が起こると成長が著しく障害されてしまうのです。

③小児期では痛みを伴うリハビリテーションになかなか取り組んでもらえず、運動をさせての治療法が難しいです。
 遊びの中にいろいろ組み込んで、楽しくできる遊び感覚でリハビリテーションしてもらう工夫が必要になってきます。

また、大きくなっていく上で、学校生活との両立や、進学・就職といった問題にも向き合っていくのも避けては通れません。
長い目で見た治療プログラムに沿っていく事の生活が必要になりますが、病気があっても、自分なりに納得して人生を前向きに生きられるよう、周りの人たちが応援、サポートしていくことも大切です。
同じ病気の子どもを持つ親の方々の会で「あすなろ会」という会があります。一緒に参加して、情報交換するのも、子どもを支える上での励みになると思います。

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